オブロゼニー(読み)おぶろぜにー

世界大百科事典(旧版)内のオブロゼニーの言及

【再生運動】より

…18世紀末から19世紀70年代にかけて東ヨーロッパの諸民族にひろくみられた文化運動。再生運動は,オブロゼニーobrození(チェコ語),オブロデニエobrodenie(スロバキア語),プレポロドpreporod(クロアチア語),バズラジュダネvazrazhdane(ブルガリア語),レナシュテレrenaştere(ルーマニア語)などとよばれるが,このような用語が慣用化されなかった諸民族にも同様の現象は存在した。再生運動は文化の領域で始まり,のちに政治的色彩を強めていくが,オスマン帝国,オーストリア,プロイセンあるいはロシアの支配下に置かれていた東欧諸民族の民族運動と深く結ばれ,東欧の民族運動の基本的特徴をも示している。…

※「オブロゼニー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android