世界大百科事典(旧版)内の《オブローモフ気質とは何か》の言及
【ドブロリューボフ】より
…ニジニ・ノブゴロド(現,ゴーリキー)の司祭の家庭に生まれ,ペテルブルグ高等師範学校に在学中,チェルヌイシェフスキーの知遇を得て反政府主義的な雑誌《現代人》の編集に参加。文芸批評の欄を担当し,《闇の王国》(1856),《オブローモフ気質とは何か》(1859),《打ちのめされた人々》(1861)等の論文を書き,農奴解放前夜の革命派の指導者として活躍した。秘密結社〈土地と自由〉(第1次)の組織にも関与し,農民蜂起による専制政治の打倒と農奴制の廃棄とを画策した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」