オベ(読み)おべ

世界大百科事典(旧版)内のオベの言及

【潜水漁業】より

…アマは潜水の際に眼鏡や分銅を用いるが,はやく浮きあがるために,船からさげた綱を用いることも多い。アマは家族単位,仲間単位の集団で漁に従事するが,それぞれのイソバ(採集場)は他人に秘密とされ,オベ,ネヤ,ジョンバなどとよばれ,他のアマは近づくのを遠慮した。イソバを求めてかつては広範囲に移動し,そのまま定住したと伝えるムラが,西日本には各地に存在する。…

※「オベ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む