知恵蔵mini 「オポチュニティーコスト」の解説 オポチュニティー・コスト 択一的な選択を迫られる場面で、一方を選んだために逃した利益のこと。機会費用、逸失利益とも言う。例えば、金銭を銀行に預けて得た利子が1万円、同じ金銭を投資した場合に得られたはずの利益が5万円だった場合、4万円のオポチュニティー・コストが発生したことになる。また、庭の一部に花を植えるか作物を植えるかの二者択一の場合、花を植えた場合の心地よさといった利益と、作物を植えた場合の収穫益とが比較される。このように、個人の行動決定から重要な施策決定まで、多くの場面でオポチュニティー・コストの概念が適応される。 (2013-5-10) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報