オポチュニティーコスト(英語表記)opportunity cost

翻訳|opportunity cost

デジタル大辞泉 「オポチュニティーコスト」の意味・読み・例文・類語

オポチュニティー‐コスト(opportunity cost)

機会費用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「オポチュニティーコスト」の解説

オポチュニティー・コスト

択一的な選択を迫られる場面で、一方を選んだために逃した利益のこと。機会費用、逸失利益とも言う。例えば、金銭銀行に預けて得た利子が1万円、同じ金銭を投資した場合に得られたはずの利益が5万円だった場合、4万円のオポチュニティー・コストが発生したことになる。また、庭の一部に花を植えるか作物を植えるかの二者択一の場合、花を植えた場合の心地よさといった利益と、作物を植えた場合の収穫益とが比較される。このように、個人の行動決定から重要な施策決定まで、多くの場面でオポチュニティー・コストの概念が適応される。

(2013-5-10)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android