世界大百科事典(旧版)内のオリヤー語の言及
【インド[国]】より
…農村部から都市部への人口移動はかなり多く,また都市部のなかでは人口10万人以上の大・中都市の膨張が目だっている。 主要な言語として憲法にあげられたのはアッサム語(アッサミー)Assamī,ベンガル語(ベンガリー),グジャラート語(グジャラーティー)Gujarātī,ヒンディー語,カンナダ語Kannada,カシミール語(カシミーリー)Kashmīrī,マラヤーラム語Malayālam,マラーティー語,オリヤー語Oriyā,パンジャーブ語(パンジャービー)Punjābī,サンスクリット語,シンド語(シンディー)Sindhī,タミル語,テルグ語,ウルドゥー語の15であったが,92年の改憲によってこれにコンカン語,マニプル語,ネパール語が加わった。カンナダ,マラヤーラム,タミル,テルグの4語がドラビダ系(ドラビダ語族)に属し,マニプル語はシナ・チベット系に,他はインド・アーリヤ系(インド・ヨーロッパ語族)に属している。…
【オリッサ[州]】より
…内陸山地では5~6世紀と10~11世紀に,ラージャスターンを追われた王たちが小王国をつくる動きがあった。12世紀にはウトゥカラ王国が海岸平野を中心に地方王国として成立し,オリヤー語(現,州公用語),オリッサ式建築様式などの独自文化を築くもとになった。以後デリーに根拠をおくデリー・サルタナット,ムガル朝により征服され,1803年には英領に編入された。…
※「オリヤー語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」