世界大百科事典(旧版)内のオリワの講和の言及
【ポーランド】より
…スウェーデン王カール9世は,ジグムントとの対立で自分を支持してくれた貴族に報いるため,1601年にリボニアへの侵入を開始した。スウェーデン王位とリボニアをめぐるスウェーデンとの戦争は,60年のオリワの講和でヤン2世カジミエシュJan II Kazimierz(1648‐68)が両者を最終的に諦めるまで断続的に続くことになる。とくに1655年に始まるカール10世グスタフ(1622‐60)の侵略はほぼポーランド全土に及んだ。…
※「オリワの講和」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」