世界大百科事典(旧版)内のオルドワン式石器の言及
【猿人】より
…しかし一般的な形では,今から約200万年前以降のものがよく知られており,主として東アフリカで発見されていて,南アフリカからの発見は少ない。約200万年前以降,約150万年前までの石器はオルドワン(オルドバイ)式石器と総称され,丸い自然石の一端を何度か打ち欠いたもの(礫(れき)石器)など,比較的原始的なものを含んでいる。ざっと150万年前ごろから後になると,新オルドワン式石器(進歩的オルドワン式石器)と呼べる,より洗練された石器文化が現れ,原始的なハンド・アックス(握斧)を含むのが特徴的である。…
【猿人】より
…しかし一般的な形では,今から約200万年前以降のものがよく知られており,主として東アフリカで発見されていて,南アフリカからの発見は少ない。約200万年前以降,約150万年前までの石器はオルドワン(オルドバイ)式石器と総称され,丸い自然石の一端を何度か打ち欠いたもの(礫(れき)石器)など,比較的原始的なものを含んでいる。ざっと150万年前ごろから後になると,新オルドワン式石器(進歩的オルドワン式石器)と呼べる,より洗練された石器文化が現れ,原始的なハンド・アックス(握斧)を含むのが特徴的である。…
※「オルドワン式石器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」