世界大百科事典(旧版)内のオレオステアリンの言及
【タロー】より
…タローの融点は40~46℃で,脂肪酸組成はラウリン酸0.2%以下,ミリスチン酸2~8%,パルミチン酸24~37%,ステアリン酸14~29%,オレイン酸40~50%,リノール酸1~5%でヨウ素価は35~48である。タローを圧搾して得られる油をオレオマーガリンまたはオレオ油といい,硬い固形の脂肪をオレオステアリンという。オレオマーガリンは主としてオレイン酸グリセリドより成り,オレオステアリンはパルミチン酸およびステアリン酸グリセリドより成る。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」