世界大百科事典(旧版)内のオロンゴの言及
【イースター[島]】より
…内戦期に実力をもつようになった戦士の階級は,貴族階級の祖先像であるモアイの崇拝にかえて,鳥の頭と人間の胴体をもち,島の最高神であるマケマケ神の化身であるとされる鳥人の信仰にともなう儀礼を行うようになった。鳥人儀礼の中心地オロンゴ岬には,鳥人を岩に刻線で彫刻したもの,儀礼用家屋などの遺跡が残されている。鳥人儀礼にともなう呪文を木版に刻んだ絵文字ロンゴロンゴが製作されたが,この文字は未解読である。…
※「オロンゴ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」