世界大百科事典(旧版)内のオーガスタ・ナショナル・ゴルフコースの言及
【ゴルフ】より
…柔らかな芝をもち,かつフェアウェーの広いコースのため,飛距離を伸ばし,高い球で直接ピンをねらうという攻め方がとられた。世界的にアメリカ型のコースが広がる契機となったのは,ボビー・ジョーンズがイギリスの名コース設計家アリスター・マッケンジーと共につくったオーガスタ・ナショナル・ゴルフコース(アメリカ,ジョージア州)で1934年から開始されたマスターズ・トーナメントが好評を博したことにある。以後,アメリカ型コースが世界の主流となり,日本においてもアメリカ型コースが普及している。…
【ボビー・ジョーンズ】より
…アメリカのアマチュアゴルファー。本名Robert Tyre Jones,Jr.。勉学の合間をぬって1923年全米オープンに初優勝して以来,8年間に13勝もした奇才である。なかでも全米オープンに4回,全英オープンに3回優勝,とくに30年に全米アマチュア,全米オープン,全英アマチュア,全英オープンの四大タイトルを独占,〈グランドスラム〉を実現した。流麗なスイング,控え目な人柄,プロを押さえて勝った数々の優勝は,アメリカ人の誇りとなっている。…
※「オーガスタ・ナショナル・ゴルフコース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」