世界大百科事典(旧版)内のオー・ブリヨンの言及
【メドック】より
…19世紀には,ラフィット,ロスチャイルド,ペレールら大銀行家や貿易商の投資が盛んで,今日見られるシャトーの大部分はこの頃建てられたものである。1855年のパリ万国博覧会を機会に,ボルドー地方産出ブドウ酒の格付けが行われたが,赤ブドウ酒第1級は,グラーブ地域のオー・ブリヨンHaut Brionのほか,メドック地域のラフィット,マルゴー,ラトゥールの3銘柄(1973年にムートン・ロトシルドが加わる)により占められた。なお,この5階級の格付けは,ほとんど変化なく今日まで続いている。…
※「オー・ブリヨン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」