オー・メドック(読み)おーめどっく

世界大百科事典(旧版)内のオー・メドックの言及

【メドック】より

…さらに,内陸の砂地の平野には19世紀後半から植林された松林が広がっているが,とりわけ,この地方が有名なのは,ジロンド湾沿いの段丘で産出する赤ブドウ酒によってである。とくに上流ボルドー寄りのオー・メドック地方には,マルゴーMargaux,ポーイヤックPauillac,サンテステーフSaint‐Estèpheの町を中心に,マルゴー,ベシュベルBeychevelle,ラトゥールLatour,ムートン・ロトシルドMouton‐Rothschild,ラフィットLafiteなど最高級の赤ブドウ酒を産するシャトーが点在している。この地方は,地形上,大西洋からの西風が松林で遮られ,ジロンド川の豊かな流れにより寒さを和らげられ,さらにやせた石灰質の砂利状の土壌はよく太陽熱を吸収,放射するため,収量は少ないが,きわめて良質のブドウを産出するのである。…

※「オー・メドック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む