世界大百科事典(旧版)内のオール化の言及
【配位水】より
… [Al(H2O)6]3+⇄[Al(H2O)5(OH)]2++H+ 生じたヒドロキソ配位子をもつ錯体は,たとえば次式に示すように二つが重合して,OH-の橋架け配位子によるヒドロキソ橋(古くはオール橋といった)をもつ複核錯体をつくる。この反応をオール化olationという。AlIII,FeIII,CrIIIなどのゼラチン状水酸化物の生成は,このオール化がさらに進行したものとして説明される。…
※「オール化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」