お多福するめ(読み)おたふくするめ

世界大百科事典(旧版)内のお多福するめの言及

【するめ】より

…さらに,ヤリイカの体長38cm以上のものを使った磨きするめは〈磨上々番(みがきじようじようばん)〉と呼ばれ,極上品とされている。また,二番するめの中には胴を横に引きのばして円形に干し上げた〈お多福するめ〉などもある。以上,いずれもあぶって酒のさかなとするほか,小さく切ってコンブなどとともに調味したしょうゆに漬けて松前漬にするが,江戸時代には〈水あえ〉〈巻きするめ〉などの料理が行われていた。…

※「お多福するめ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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