お骨仏の寺(読み)おこつぼとけのてら

世界大百科事典(旧版)内のお骨仏の寺の言及

【骨仏】より

…《看聞日記》によると室町初期の応永の飢饉による死骸の骨で六体の地蔵尊が造立されている。〈お骨仏の寺〉として知られる一心寺(大阪市天王寺区)では1887年に,1851年(嘉永4)以来同寺に納骨されたおよそ5万体の白骨を粉状に砕き布海苔(ふのり)を加えて阿弥陀尊像を練造したのが最初で,以後10年ごとの練造が内規として定められた。戦災で焼失,現在5体がまつられている。…

※「お骨仏の寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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