世界大百科事典(旧版)内のかいじゃくしの言及
【しゃくし(杓子)】より
…飯しゃくしを〈へら〉〈めしべら〉と呼ぶ地域が多いのは,そのためであろう。汁しゃくしの方は〈おたまじゃくし〉〈かいじゃくし〉などと呼ばれ,木製,金属製などのほか,ホタテガイなどの貝殻に柄をつけたものも用いられる。ちなみに,しゃくしの語の初見は室町末期ころと思われるが,日本ではそれまで〈匙〉〈〉(いずれも音はヒ)と書き,〈かい〉と読んでいた。…
※「かいじゃくし」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」