世界大百科事典(旧版)内のカイラル分子の言及
【液晶】より
…コレステリック液晶では分子を重ねると右または左にねじれていくが,このような現象は分子の非対称性に由来するものであり,ねじれを与える原子団があるためである。そのような分子をカイラル分子と呼ぶ。ネマティック液晶にコレステリック液晶をわずかに混合すると,ピッチが数μmのカイラルネマティックと呼ぶ状態を作り出すことができる。…
※「カイラル分子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」