世界大百科事典(旧版)内のカイロミクロンの言及
【コレステロール】より
…血漿リポタンパク質は比重の差により四つの分画に分類されている。カイロミクロンchylomicronは食事性のトリグリセリド,コレステロールなどを腸管から脂肪組織と肝臓に運搬するリポタンパク質であり,トリグリセリドに富んだ大粒子で比重は軽い。カイロミクロンはトリグリセリド分子を末梢組織で失い,コレステロールに富んだレムナントリポタンパク質となって肝臓にとり込まれる。…
※「カイロミクロン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」