《カクチケル年代記》(読み)かくちけるねんだいき

世界大百科事典(旧版)内の《カクチケル年代記》の言及

【ポポル・ブフ】より

…ポポル・ブフは天地万物の創造神話に始まり,キチェー一族の4始祖創造から,7世紀にさかのぼると推定される〈七つの洞穴〉〈トゥラン〉という伝説上の地からの子孫たちの移動や征服活動などが,人身供犠など宗教儀礼や信仰と結びついた文化英雄の神話的伝承と絡みあって展開する。ユカタン半島の《チラム・バラムの書》と並び古典期マヤ以来の宇宙観を知りうる資料であり,《カクチケル年代記》とともに後古典期にグアテマラ高地に移住してきたマヤ諸族の民族史や社会構成を解明する重要な原地語史料であり,邦訳もある。【小林 致広】。…

※「《カクチケル年代記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む