世界大百科事典(旧版)内のカクテルパーティ効果の言及
【注意】より
…このようなことから,注意には〈限界容量〉があり,また必要な情報だけを濾過して他を排除する〈フィルタリング〉の働きがあると考えられた(ブロードベントD.E.Broadbentらの考え)。パーティの会話で背景の雑音(他のグループの会話)がひどくても集中していれば相手の言うことが聞き取れるという,いわゆる〈カクテルパーティ効果〉は,そのよい例としてよく引用される。 ここで注目したいのは,必要に応じて注意のシフトが自動的に生じることである。…
※「カクテルパーティ効果」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」