カシア木(読み)かしあぼく

世界大百科事典(旧版)内のカシア木の言及

【ニガキ】より

…日本の山野に自生するニガキ科の落葉高木。新芽は裸芽で,赤褐色の短毛を密生する。葉は互生し,奇数羽状複葉,長さ20~30cm。小葉は対生し,膜質で,卵形ないし卵状長楕円形,長さ4~10cm,先端はとがり,基部は広いくさび形,ふちに鋸歯がある。雌雄異株で,初夏,葉腋(ようえき)に集散花序をつける。花は黄緑色で小さい。果実は核果で,倒卵形,長さ6~7mm,紅色や濃青色に熟する。全株すこぶる苦味がある。北海道~琉球,朝鮮,台湾,中国,ヒマラヤに分布する。…

※「カシア木」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む