カシオペイウム(読み)かしおぺいうむ

世界大百科事典(旧版)内のカシオペイウムの言及

【ルテチウム】より

…周期表元素記号=Lu 原子番号=71原子量=174.967地殻中の存在度=0.50ppm(58位)安定核種存在比 175Lu=97.40%,176Lu=2.60%融点=1652℃ 沸点=3327℃比重=9.872電子配置=[Xe]4f145d16s2 おもな酸化数=III周期表第IIIA族の希土類元素に属するランタノイドの一つ。1907年フランスのG.ユルバンは単一と思われていたイッテルビウムから新元素を発見し,パリのラテン古名Lutetiaにちなんでルテチウムと命名したが,ほとんど同じころオーストリアのC.F.A.vonウェルスバハも同じ新元素を発見し,カシオペイウムcassiopeiumと命名した。その後いろいろな過程があったが,現在ではルテチウムが正式名として採用されている。…

※「カシオペイウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android