カシリク(読み)かしりく

世界大百科事典(旧版)内のカシリクの言及

【シビル・ハーン国】より

…15世紀末にジュチの血を引くシャイバーン家のイバクIbakが,13世紀以来西シベリアのイルティシ川中流域とトボル川下流域とを支配してきたタイブガTaybuga家と姻戚関係を結び,やがて統治の実権を握ったことに始まる。イルティシ川に臨むカシリクKashlik(シビル,イスケル。トボリスクの17km上流)を首都として,西方ではカザン・ハーン国,南方ではカザフ・ハーン国に隣接し,特産の毛皮類が中央アジア方面に輸出された。…

※「カシリク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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