世界大百科事典(旧版)内のかしわの樹会議の言及
【クリュソストモス】より
…4世紀の代表的ギリシア教父,聖書解釈学者。シリアのアンティオキア生れ。青年期に洗礼を受け,修道士となるが,30代の終りに聖職に就く。神学はもとより,ギリシア哲学の素養も深かった。説教の巧みさからクリュソストモス(〈黄金の口〉の意)の呼び名で知られる(ただしこの呼称は後代のもの)。聖書解釈学者としては,アレクサンドリア学派の比喩的,思弁的解釈を退け,アンティオキア学派の伝統を踏まえて字句通りの解釈を主張した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」