世界大百科事典(旧版)内の《カタログの歌》の言及
【ドン・ジョバンニ】より
…モーツァルトのオペラの中でも最も劇的な作品であり,ブッファと名づけられていても喜劇ではなく,またドン・ジョバンニの死をもって終わるといえども悲劇でもなく,きわめて特異な性格をもつ。全曲の中でも序曲,従者レポレロの《カタログの歌》,ドン・ジョバンニの《セレナード》,ツェルリーナのアリア《ぶってよ,マゼット》などがとくに親しまれている。日本初演は1948年に帝国劇場で,藤原歌劇団,M.グルリットの指揮で行われた。…
※「《カタログの歌》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」