カダシュマンエンリル(読み)かだしゅまんえんりる

世界大百科事典(旧版)内のカダシュマンエンリルの言及

【カッシート】より

…当初カッシート王朝の支配はバビロニア北部に限られていたが,この期間の後葉(前1475ころ)にバビロニア南部をも支配下に入れて,全バビロニア支配を完成する。第15~21代の王たち,なかでもカダシュマンエンリル1世(第18代?,在位,前1374‐前1360)とブルナブリアシュ2世(第19代?,在位,前1359‐前1333)の時代はアマルナ文書の時代に当たり,カッシート王朝下のバビロンはエジプト,ヒッタイト,ミタンニおよびアッシリアなどと肩を並べる勢力となっていた。クリガルズ2世(第22代)以下カシュティリアシュ4世(第28代)までの時代(前1332‐前1225)は,王都ドゥル・クリガルズを中心に活発な商業活動がみられ,それを証する経済文書や書簡の類が多く残っている。…

※「カダシュマンエンリル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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