カットマル(読み)かっとまる

世界大百科事典(旧版)内のカットマルの言及

【コンピューターアート】より

…サザランドがユタ大学へ移籍してからは,HMD(ヘッドマウントディスプレー)やフライトシミュレーターのようなVR技術のルーツとなるハードを開発するかたわらで,さまざまな人物に大きな影響を与えた。ユタ大学のエドウィン・カットマルは72年のSIGGRAPHで,コンピューターで作った人物の顔や手のハーフトーンアニメーションを発表し,一大センセーションを巻き起こしたが,これは現在の3Dスキャンシステムやシェーディング技術のスタート地点となっている。当時は,個人の作品制作にコンピューターを取り入れるのは状況的に困難な時代で,CGといっても大学や企業,政府の研究機関がサイエンスの分野で必要とされる画像を作成することが多かった。…

※「カットマル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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