世界大百科事典(旧版)内のカノン法学の言及
【グラティアヌス教令集】より
…このためこの教令集は,12世紀末には,教会の法実務および大学の法学教育の中心的地位を占めた。また,この教令集の出現によって,カノン法の統一・体系化のための基礎が据えられ,この基礎の上に,中世カノン法学が発達し,教皇令を中心とする新たな教会立法が行われて,中世カノン法の体系が築かれた。これを集大成したものがカノン法大全である。…
※「カノン法学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」