カバッツォーニ,G.(読み)かばっつぉーに

世界大百科事典(旧版)内のカバッツォーニ,G.の言及

【フーガ】より

…この技巧はリチェルカーレやカンツォーナ(カンツォーネ),カプリッチョといった器楽形式に受け継がれる。これら前フーガ的段階の作品として重要なのは,カバッツォーニGirolamo Cavazzoni(1510ころ‐65以後)が1543年に出版したリチュルカーレである。すでにここにおいてはフランドル楽派の通模倣様式とともに,主題と応答との調的関係といった手法が確立されている。…

※「カバッツォーニ,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android