カパーラ(読み)かぱーら

世界大百科事典(旧版)内のカパーラの言及

【シバ派】より

…シバ神の象徴であるリンガを常に携帯し,神の恩寵を重視し,カースト制度を否定し,偶像崇拝や巡礼など,外的な儀礼を廃止した。(7)カーパーリカKāpālika派 人間の髑髏(カパーラ)を連ねて頭や首の飾りにするといった,独特の修行法を奉じた。この派の修行者は,7世紀にインドに遊学した玄奘も目撃している。…

※「カパーラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」