世界大百科事典(旧版)内のカビーラの言及
【家】より
…幾世代にもわたり祖先を共通にする集団は,その大小にかかわりなく,すべてアーイラであり,またアーイラは,どこまでも重層的に存在していることになる。一般に,比較的小さな血縁集団をアーイラといい,大きな血縁集団をカビーラqabīla(氏族,部族)というが,どこまでがアーイラで,どこからがカビーラかの区別は,判然としない。アーイラとカビーラは連続していて,カビーラも家族の延長なのである。…
※「カビーラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」