世界大百科事典(旧版)内のカピタン・モーロの言及
【カピタン】より
…ポルトガル語で長をさし,甲必丹,甲比丹の字を当てる。江戸時代,マカオ~長崎間のポルトガル貿易に最高の権限を持ち,マカオ滞在中は同地の最高の行政官,長崎ではポルトガル人の代表を務めたのがカピタン・モーロcapitaõ‐morである。このカピタンの名称は,そのまま他の外国人にも用いられ,中国人の代表は甲必丹(カピタン),オランダ商館長も〈阿蘭陀甲必丹(オランダカピタン)〉と呼ばれた。…
※「カピタン・モーロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」