カフェ・ド・フォア(読み)かふぇどふぉあ

世界大百科事典(旧版)内のカフェ・ド・フォアの言及

【カフェ】より

…17世紀以来,貴族や上層ブルジョアには,社交の場として〈サロン〉があったが,しだいに勢力を伸ばしてくる中小ブルジョア,とくに行動的知識人にとっては,カフェが,政治や芸術をめぐって議論をたたかわせ,新しい思想を練り上げるための絶好の場となった。パレ・ロアイヤルには,多くの評判のカフェが集まっていたが,そのひとつ〈カフェ・ド・フォア〉はジャコバン・クラブのたまり場で,1789年7月12日,ネッケル罷免の報せに,カミーユ・デムーランが机にとび乗り〈カフェを出て革命を!〉と訴えたという逸話で名高い。革命後,カフェと政治との直接的なかかわりは薄れ,ブルジョア社会に対抗する政治・社会運動の拠点は,民衆の談論の場であった居酒屋の手に移る。…

※「カフェ・ド・フォア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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