カフリンナ(読み)かふりんな

世界大百科事典(旧版)内のカフリンナの言及

【ポピュラー音楽】より

… 植民地のポピュラー音楽の最も早い例は,スリランカとインドネシアに見いだされる。16世紀初頭にポルトガルの軍隊が南アジアに侵入したあと,彼らの音楽と現地の音楽との接触によって,少なくとも現在知られているところではスリランカでカフリンナkaffrinnaとバイラbaira,インドネシアでクロンチョンという混血音楽が生まれ,いずれも今日まで大衆に愛好され続けている。スリランカの例では,ポルトガル兵の中にモザンビークで徴発されたアフリカ人が含まれていたため,カフリンナとバイラにはアフリカ音楽の要素も混入していたと報告されているが,インドネシアのクロンチョンの場合はその点は明らかではない。…

※「カフリンナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android