世界大百科事典(旧版)内のかぶらなの言及
【カブ(蕪∥蕪菁)】より
…葉菜として多用されたが,これが厳密にカブだけを指していたとは断定しがたい。江戸時代になると,青菜はそうした葉菜の総称となり,カブの地上部はカブの菜の意で,〈かぶらな〉〈かぶな〉と呼ばれるようになる。《本朝食鑑》(1697)は,春になって大きくのびた茎を茎立,種から発芽したばかりの二葉のものを貝割(かいわり)菜,10cm近くになったのを鶯(うぐいす)菜というとしている。…
※「かぶらな」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」