世界大百科事典(旧版)内のカム・スイ語群の言及
【タイ諸語】より
…南群は古インド語(サンスクリット,パーリ語)とカンボジア(クメール)語から,東群はベトナム語から,西群はモン・ビルマ語から,北群は中国語からの借用が目だつ。 中国の貴州,広西,湖南各省に分布するカム・スイ語群(カム,スイ,マク,テン語など)はタイ諸語と親縁関係にある。タイ諸語の系統はシナ・チベット語族に入れるのが通説であるが,別にカダイ語群(ラティ,ラカ,ケラオ,リーの諸語)を介してインドネシア語派ないしアウストロネシア語族と結びつけようとするアウストロ・タイ語族説もある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」