世界大百科事典(旧版)内のカヨ・サンチャゴの言及
【カーペンター】より
…32年にパナマのバロ・コロラド島で行ったホエザルの野外研究を手始めに,50年までにパナマ,タイ,スマトラ,インドなどで,クモザル,テナガザル,オランウータンなどを対象とした精力的な野外調査を重ね,霊長類の社会や行動の解明に尽くした。また第2次世界大戦が始まる直前に,インドから輸入したアカゲザルをプエルト・リコの近くのカヨ・サンチャゴ島に放飼いし,性行動についての研究を行う。晩年は野外研究から退き,数々の著作や記録映画を通じて現代霊長類学の基礎を築いた。…
※「カヨ・サンチャゴ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」