世界大百科事典(旧版)内のカラウィイーン・モスクの言及
【フェス】より
…やがて,新・旧両市街地は,新フェス(ファース・アルジャディーダ),旧フェス(ファース・アルバーリー)とよばれるようになり,14世紀初めには新フェスにユダヤ教徒居住区が建設されるなど,市街地は拡大し続けた。14世紀中ごろ,アブー・イナーンの治世下の人口は,20万人を擁し,またモロッコ最古のモスクであるカラウィイーン・モスクJāmi‘ al‐Qarawiyīn(9世紀中ごろ建設。12世紀初めに今日の規模に拡張)には,8000人の学生が寄宿していたといわれる。…
※「カラウィイーン・モスク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」