カラコーゾフ,D.V.(読み)からこーぞふ

世界大百科事典(旧版)内のカラコーゾフ,D.V.の言及

【アレクサンドル[2世]】より

…63年のポーランド反乱(一月蜂起)をロシア政府はむごいやりかたで鎮圧したが,これに反対してポーランドとの連帯を訴える声が,ロシア内外の革命的グループからあがった。66年には過激派の青年カラコーゾフDmitrii Vladimirovich Karakozovによる最初の皇帝暗殺未遂事件が起こったが,81年3月1日,ついにアレクサンドル2世はテロ戦術をとるナロードニキの人民の意志派によって暗殺された。 外交面ではプロシア王ウィルヘルム1世が母方の伯父にあたるところから親独政策をとり,73年にはドイツ,オーストリアと組んで三帝同盟を締結した。…

【カラコーゾフ事件】より

…1866年4月4日,ロシア皇帝アレクサンドル2世が狙撃された事件。カラコーゾフDmitrii Vladimilovich Karakozov(1840‐66)は,サラトフ県の没落貴族の家庭に生まれ,カザン大学入学後退学処分を受け,2年後復学したがモスクワ大学に転じ,1865年秋にはここも退学となった。同地で学生運動を基盤とする,いとこイシューティンの率いる結社〈組織〉に加入。…

※「カラコーゾフ,D.V.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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