世界大百科事典(旧版)内の《カリフォルニア・ドールス》の言及
【アルドリッチ】より
…バート・ランカスター,ジャック・パランス,エディ・アルバート,アーネスト・ボーグナイン,リー・マービン,それに老女優のベティ・デービスやジョーン・クロフォードなど,歯やあごや目玉に特徴のある強烈な攻撃性のある個性的俳優たちを好んで使い,つねに対立と抗争のゲームの中であくどくルール違反をするアルドリッチ的人間模様を,ときにはグロテスクに,ときにはダイナミックに描いて見せた。豪快な男性アクション映画macho action moviesとともに,《何がジェーンに起ったか?》《女の香り》《甘い抱擁》(1968)などの女性映画の流れもあり,その二つの流れが合流した感のある痛快な女子プロレス映画《カリフォルニア・ドールス》(1981)が最後の作品になった。【宇田川 幸洋】【山田 宏一】。…
※「《カリフォルニア・ドールス》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」