世界大百科事典(旧版)内のカルス,J.M.L.T.の言及
【オランダ】より
…労働党は戦後初めて閣外に去り,カトリック人民党と反革命党,キリスト教歴史連合(CHU)の宗派3政党と自由民主党の連立政権が続いた。65年カトリック人民党,労働党,反革命党のカルスJoseph M.L.T.Cals(1914‐71)連立内閣が成立して広範な学制改革を行ったが,この頃から数年間,豊かな福祉国家は学生・若者の反乱と新左翼の台頭に揺れ動いた。66年春のベアトリックスBeatrix(現女王)の結婚に反対する〈プロボProvo〉(反体制のアナーキスト・グループ)らの運動,68年大学の管理強化反対の学生運動,労働者の街頭デモなどの直接行動が続いた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」