カルタン,H.(読み)かるたん

世界大百科事典(旧版)内のカルタン,H.の言及

【カルタン】より

…量子力学で重要なスピノルの概念も13年に彼が導入したものであり,現代数学のいろいろの分野で不可欠の概念とされているファイバーバンドルも彼の導入した接続の概念に負うものである。現今では,カルタンはH.ポアンカレ,D.ヒルベルトとともに最近100年間における最高の数学者とみなされているが,彼の数学の異常な独創性と斬新性のため,彼が第一級の数学者と認められるようになったのは30年以後である。なお,長男アンリHenri C.(1904‐ )もパリ大学の数学教授。…

※「カルタン,H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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