世界大百科事典(旧版)内のカルバゾクロムの言及
【血管強化薬】より
…ビタミンCは,血管の脆弱化を防ぐほか,創傷ややけどの治癒をも促進するといわれる。アドレノクロム誘導体は,アドレナリンが酸化されて生じる赤色物質アドレノクロムの誘導体で,血管収縮作用をもたないが止血作用を示すことが見いだされたことから,それの安定な誘導体としてカルバゾクロムがつくられた。これは毛細血管の抵抗性を増大させて止血作用をあらわす。…
※「カルバゾクロム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」