世界大百科事典(旧版)内のカルビラミン反応の言及
【イソニトリル】より
…加熱により異性化してニトリルを生じ,室温でも徐々に変化して三量体(R-NC)3と思われる化合物を与える。一般に第一アミンにクロロホルムとアルコールカリを作用させて合成される(カルビラミン反応)。この反応で生成するイソニトリルはごく少量でも特異な悪臭が認められるので,第一アミンおよびクロロホルムの検出反応に用いられる。…
※「カルビラミン反応」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」