世界大百科事典(旧版)内のカルフォルニア巻の言及
【アボカド】より
…クスノキ科の常緑高木(イラスト)。果肉は緻密(ちみつ)で熟すと軟らかくなり,脂肪分に富む。タンパク質,ビタミンも多いが,糖分は1%以下で,糖尿病体質の人に適する果物である。原産地はメキシコからコロンビア周辺の地域であり,数千年前から栽培されていた。新大陸発見以降に,スペイン,フィリピンなどを経由し,現在は熱帯の各地で栽培されている。総状花序に黄緑色の直径7~8mmと小さい花を多数つける。完全花であるが,めしべがおしべより先熟する系統と後熟する系統とがあり,品種特性ともなっている。…
※「カルフォルニア巻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」