世界大百科事典(旧版)内のカルボニアの言及
【サルデーニャ[州]】より
…牧畜に従事していた者のかなりがトスカナなど半島部の土地条件のより良い所に移住して牧羊業を営んでいる。イグレシエンテ山地の鉛,亜鉛,石炭などの鉱山業は19世紀中葉以降,サルデーニャ経済にとって重要な役割を果たしてきたし,1938年につくられた石炭都市カルボニアCarboniaのように一時的にはブームを引き起こしたものもあったが,現在では建築材料の切出しやカリアリ付近における製塩などがあるにすぎない。 50年以降,本格化したイタリア南部開発事業の中でサルデーニャにも巨額の投資がなされ,サルデーニャの社会および経済は大きな変化をとげた。…
※「カルボニア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」