カルマス,H.T.(読み)かるます

世界大百科事典(旧版)内のカルマス,H.T.の言及

【カラー映画】より

…〈キネマカラー〉は,白黒フィルムとカラーフィルターを使う2色加色法で,ふつうの速度の2倍,1秒に32コマの速度で撮影,映写され,目が疲労し,フィルムの損耗がはやく,色がずれるなどの欠点があった。15年,H.T.カルマスとD.F.カムストックが,マサチューセッツ工科大学の博士号をもっていたことから,テクニカラー・モーション・ピクチャー・コーポレーションと名づけた会社を設立して〈テクニカラー〉の実験を始め,22年に2色減色法を発見し,2色テクニカラー・システムによる最初のカラー映画《恋の水蓮Toll of the Sea》(1922)が作られた。また,サイレント版の《十戒》(1923)などでも部分的なカラー・シークェンスに使われ,ダグラス・フェアバンクスの《海賊》(1926)は全巻このシステムで撮影された。…

※「カルマス,H.T.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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