世界大百科事典(旧版)内のカレイラ,A.の言及
【ポルトガル】より
…15~16世紀のルネサンス時代になるとアフォンソ5世,ジョアン3世ら,音楽好きの王がポルトガルに目だち,宗教的な多声合唱音楽をはじめ,世俗歌曲,初期の劇音楽なども発展をみせた。16世紀の主要な作曲家には人文主義者のゴイス,パイバHeliodoro de Paiva(1502?‐52),カレイラAntónio Carreira(1525ころ‐89ころ)らがある。 引き続き,17世紀にかけて南部のエボラに高度な宗教楽派が栄え,メンデスManuel Mendes(?‐1605),ロボDuarte Lobo(1565?‐1646),カルドーゾManuel Cardoso(1566‐1650),レベーロJoão Soares Rebelo(1610‐61)ら優れた人びとが輩出した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」