日本大百科全書(ニッポニカ) 「カワズ」の意味・わかりやすい解説
カワズ
かわず
→カエル
→カエル
…ヒキガエルの粉は関節炎に効き,その死骸をワイン樽の栓の上におくとワインの味が増すとされた。【谷口 幸男】 日本では,カエルはカワズともいい,アマガエル,アカガエル,ヒキガエルなど種類が多い。カエルの鳴声は古くから人々に注意され,カエルが交尾のため多数群れ騒ぐのを〈蛙の合戦〉と考えたりしたが,江戸時代にはカエルの中でもとくに声がよいカジカガエルを飼育して,その鳴声を楽しむことが流行した。…
※「カワズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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