カントウマムシグサ(読み)かんとうまむしぐさ

世界大百科事典(旧版)内のカントウマムシグサの言及

【テンナンショウ】より

…日本のほかに朝鮮半島にも分布する。関東地方を中心に分布し,付属体が太く仏焰苞も大きい型はムラサキマムシグサA.serratum (Thunb.) Schott(カントウマムシグサ),西南日本の付属体がやや細くなるものはマムシグサA.japonicum Bl.(イラスト),日本海側や朝鮮半島に分布し,付属体の上部がさらに細まるものはコウライテンナンショウA.peninsulae Nakaiと区別されるが,移行型があって,明確に種を分けることができない。北海道から九州にかけては,全体大型で付属体も膨大し,仏焰苞の舌状部も広卵形で先端が垂下するオオマムシグサA.takedae Makino(イラスト)がある。…

※「カントウマムシグサ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android